どんどん応募を勧めてくるという口コミは本当?
dodaで転職成功したハラケンです。
「dodaのキャリアカウンセリングを受けると、どんどん求人を勧められてくる」という口コミや評判を目にすることがあります。
確かに転職エージェントに登録すると、どんどん応募しなくちゃいけないような感じがしますよね。
といっても、興味のない会社に無理やり応募しても意味ありませんし。。
実際、dodaのキャリアアドバイザーはどんどん求人に応募するよう迫ってくるのでしょうか。
転職エージェントが応募を勧める理由
人材紹介会社は、転職者が入社したときに企業が支払う成功報酬で成り立っています。
転職者が入社しないことには、人材紹介会社は1円も儲かりません。
なので、転職エージェントはどんどん求人に応募するよう勧めてきます。
これはdodaに限らず、どこの人材紹介会社や転職エージェントも一緒です。
ただ、キャリアアドバイザーがしきりに応募を勧めてくるのには、もう一つ理由があります。
それは、転職活動では書類選考に受かる確率が低いからです。
採用試験の難関は面接だと思いがちですが、実は一番通りにくいのは書類選考です。
一般的に書類選考と面接の通過率はこのような感じになっています。
試験形式 |
通過率 |
---|---|
書類審査 |
25% |
一次面接 |
33% |
二次面接 |
66% |
面接より書類選考の方が通りにくいんですね!
書類選考の通過率が25%ということは、4件応募してやっと1件受かるという計算です。
しかも、書類で通ったからといって、面接で受かるわけではありません。
一次面接・二次面接も含めると、合格率は5%という計算になります。
0.25(書類選考)×0.33(一次面接)×0.66(二次面接)=0.054(内定率)
つまり、20件応募してやっと1件内定が出るぐらいなのです。
実際、dodaのマイページを見てみると「あなたに近い属性の転職者が応募している数」の平均が見れます。
だいたいどの職種も20件前後の応募があるのではないでしょうか。
僕も他の人材紹介会社や転職サイトも含めると、40件くらいは応募したと思います。
それだけ応募しないと内定まではたどり着けないんです。
なので、キャリアアドバイザーがどんどん受けさせるのは、自分たちの儲けのためだけではないんですね。
内定ゲットするためには、ある程度数を受ける必要があるんです。
的外れな求人ばかり送ってくるときの対処法
キャリアアドバイザーによっては、的外れな求人ばかり送ってくることもあります。
実際僕も最初は「とにかくたくさん求人を紹介してほしい」と伝えていたので、担当キャリアアドバイザーの斉藤さんはどんどん求人を送ってくれていました。
ただ、そうなると希望と違う求人やどうでもいい求人も混じってくるんですよね。(^_^;)
これはdodaに限らず、どこの転職エージェントでもそうだと思います。
でも、ちゃんと自分の希望を伝えれば、キャリアアドバイザーは希望に合致した求人だけを送ってくれます。
「年収400万円以下は除外してほしい」
「週休2日制以外の会社は省いてほしい」
このように伝えると、きちんと紹介する求人を選別してくれます。
なので、的外れな求人ばかり送ってくるときは、キャリアアドバイザーにちゃんと自分の希望を伝えることが大事です。
といっても、あまりに希望を狭めすぎると「紹介する求人がない」ということになりかねません。
キャリアアドバイザーは採用動向を熟知しているので、あなたの方が高望みしすぎてることだって考えられます。
高望みしたって、無い袖は振れないですからねぇw
僕の経験上、「これだ!」って求人はなかなか出てきません。
たいていどこか希望と違う求人がほとんどです。
要は妥協できるかどうかですね。妥協できるところは妥協するのも大事。
実際入社してみると少々の不満点は気にならなくなりますし、「これだ!」と思って入社した会社でも、入ってみるとイメージと違っていたりします。
なので、応募の段階で選択肢を狭めるのは得策ではありません。
「ひとまず応募してみよう」という軽い気持ちで応募しましょう。
むしろ、どんどん受けていった方がいろんな会社を見れるので、「この会社は無理だな」「この会社は向いていそうだ」と、会社を見る目が養われます。
入社後に「転職して失敗だった」と後悔しないように、転職活動ではどんどん応募していった方がいいと思います。
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